【REVIEW FILE】パクパク食べたら最後。5人が語る『Kfc 食人連鎖』

殺人。拷問。食人。
そして、その奥にある「愛」。
レ・ビン・ザン監督が放つベトナム発の異色作『Kfc 食人連鎖』
映画人、俳優、ホラー映画祭主催者らから寄せられたコメントをご紹介します。

前田ばっこー(芸人「瞬間メタル」/俳優)

なになになにーこれー!!ベトナムから凄い映画が来ちゃったよ!俺、観ちゃったよ!残酷さの想像超えちゃったよ!このとんでもない映画に「愛」があるんだよ。「愛」ゆえの行動だったんだよ。しかし、恐すぎてもう二度と観れないかもしれない。映画館の大スクリーンで観れる気がしないよ。それほどの衝撃作!ああ、腹減った。「Kfc」を食べよう。


叶井俊太郎(映画宣伝プロデューサー)

地味なPOV風なベトナム食人ホラー。だが見終わった後に逆にジワジワとくる。これはマジで斬新!!


ヒロシニコフ(ゴア・ホラー専門映画祭〈ゴアフェス〉主催)

殺人! 食人! 狂人!あらゆるタブーを犯して疾走する超危険作がベトナムからやってきた!誰もが知るあのファストフード店を取り巻いて、鬼畜たちが大暴れ!時系列をシャッフルしながら繰り出される過激な映像の数々は、とにかく悲惨、なんとも陰惨。しかしなぜだろう、血とショックの隙間から漏れ出る何かに不思議と胸を打たれるのは……。かくも異常な映画体験を観るものに与える、新たなアジアン・エクストリーム・ムービーの誕生を、その目にしかと焼き付けよ!今日、『Kfc』にしない?


怪人ノビー(詩人/Cinemarche編集長)

“他者を食らい、己に変える”という、独り占める愛欲の極致。人間……いわゆる“人の住まうところ”は結局、たがいに目の前の他者へ食らいつく“共食い”で成り立っている。そんな目を背けたくなる残酷の極致を、レ・ビン・ザン監督が描こうとする最大の因縁(ワケ)は、やはり監督の狂おしいほどの“人間愛”にある。


佐藤雄二(学生残酷映画祭 初代主催)

復讐、拷問、死姦、食人…その根底にあるのは血生臭い愛。残酷描写、食人描写の至るところにアイディアや工夫が散りばめられ、監督の「必ずこれを撮る」という決意を感じる。でも絶対「毛」は食べる前に取った方が良い!!

血まみれなのに、なぜか「愛」が残る。

残酷。
陰惨。
異常。
そして、なぜか愛。

5人のコメントを並べてみると、『Kfc 食人連鎖』について繰り返し現れるのは、意外にもその言葉だった。

「愛」。

目を背けたくなるような残酷さの、その向こう側に何があるのか。その答えは、ぜひ映画の中で確かめてください。

今日、『Kfc 食人連鎖』にしない? 現在、U-NEXTほか、各動画配信サービスにて配信中。