Origin

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見えないものを信じる力

なぜ私たちは、
まだ見えない可能性を信じるのか。

その答えは、
私自身の過去にあります。

私は昔から、
器用な人間ではありませんでした。
子どもの頃から人付き合いも得意ではなく、
どちらかといえば、
少し変わった子どもでした。

好きなことを選び始めた映画学校の頃も、
それほど変わってはいなかったと思います。

それでも不思議なことに、
いつの時代にも、
私を見つけ、信じてくれる人がいました。

「出町は、成功か失敗のどちらかだな」
「出町なら、何かやれる」

そんな言葉に、
私は何度も背中を押されてきました。

陶芸家として独立するときには、
借金を抱えていた私の保証人になってくれた人がいました。

東京から茨城へ移り住んだ、
まだ何者でもなかった私を信じてくれた、
一人の不動産屋さんでした。

病と闘いながらも、最後まで
私という一人の人間を信じ続けてくれた
井田照一先生。

そして、表現することの楽しさと、
等身大で生き抜く姿勢を教えてくれた
折元立身先生。

振り返れば私は、
多くの人から機会を与えられ、
信じてもらうことで、
ここまで歩いてきました。

あるとき、美術館での講演を聴きに行った際、
会場にいらした樂吉左衛門さんに、
私は直接こう尋ねました。

「美術とは何ですか」

二人だけの短い会話の中で、
返ってきた言葉は、

「美術とは、
見えないものを信じること。」

でした。

その一言は、
今も私の中に残っています。

才能は、
最初から目に見えるものではありません。

未来も、可能性も、夢も、
始まりはいつも、まだ形のないものです。

だから私は、
単に会社をつくりたかったのではありません。

かつて誰かが私を信じてくれたように、
今度は、私たちが
まだ見えていない誰かの可能性を信じる。

そして、その人が
最初の一歩を踏み出せる場所をつくる。

自分が受け取ったものを、
次の誰かへ渡していく。

恩返しではなく、恩送り。

それが、
株式会社ゆかしの原点です。

Profile

出町光識

Founder / Representative Director

1968年、東京都生まれ。
日本映画学校演出科を卒業後、陶芸家・美術家として茨城県真壁町を拠点に活動。
伝統工芸、現代美術、地域文化、教育などに携わる。

東日本大震災を機に、再び映画の世界へ。
映画メディアの立ち上げなどを経て、2019年に株式会社ゆかしを設立。
2020年、映画レーベル Cinemago を始動する。

現在は映画の配給・製作を中心に、建物管理事業 URAKATA など、
文化と暮らしを支える仕事に取り組んでいる。

Demachi Notes >

Our Journey

思いは、少しずつ仕事になっていった。

2019.09|START

株式会社ゆかし 設立
すべては、小さな一歩から。

2020.05|Cinemago

映画レーベル Cinemago 始動
まだ知られていない映画を、
観客のもとへ。

2023.06|BEYOND BORDERS

海外インディーズ映画の配給を開始
国や言葉を越えて、映画を届ける。

2024.01|CREATE

オリジナル映画の製作を開始
届けるだけでなく、
自分たちでも物語をつくる。

2025.09|NEXT STAGE

資本金1,000万円へ増資
次の挑戦へ向け、基盤を整える。

2026.07|URAKATA

建物管理事業 URAKATA 始動
映画から、暮らしへ。
人が過ごす場所を支える。

2035|OUR VISION

文化と暮らしを支える会社へ。

Talent Over Labels.

まだ見ぬ才能が、
飛び立つ発射台であり続ける。

この旅は、まだ途中です。

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すべての物語は、
一つの出会いから始まります。

# 映画を作りたい

# 一緒に働きたい

# 建物管理を依頼したい

# 映画を配給してほしい