【法人くんのささやかな日】

本日9月27日、株式会社ゆかしは、
丸7年を迎えました。

振り返れば、
ずいぶんいろいろあった7年です。

2019年。五十一歳。

三澤拓哉監督の映画
『ある殺人、落葉のころに』で、

ボクは車両係として、
映画の現場に入りました。

映画をつくる人でも、
映画を配給する人でもなく、

まずは、
人や荷物を運ぶところから、

もう一度、映画の仕事を始めた。

でも、その頃にはすでに、

いつか映画配給をやりたい、

と思っていました。

そこから、

同業の配給会社とともに、
ビー・ガン監督『凱里ブルース』に配給提供として参加。

大塚信一監督『横須賀綺譚』では、
共同配給を行いました。

車両係から始まり、

配給に関わり、

やがて、
映画レーベル《Cinemago》として、

映画を単独で配給し、
宣伝し、
作品もつくるようになりました。

そして最近では、

映画とはまったく違う、
清掃業務の仕事も始めました。

人が増えたり、
減ったり。

うまくいったこともあれば、

かなり痛い目を
見たこともあります。

それでも、

会社は残りました。

そして今日も、
次の仕事をしている。

7周年というより、

「7年、よく続いたなあ」

というのが、
いまの実感です。

会社というものは、
登記をしただけでは、

まだ、
紙の上にいるだけなのかもしれません。

仕事をして、

人と出会って、

失敗して、

また仕事をして。

そうやって少しずつ、

「法人くん」に
なっていくのでしょう。

あれから7年。

株式会社ゆかしは、
8年目に入ります。

たぶん、

これからも平坦では
ないでしょう。

まあ、

平坦だったら、

ボクの会社らしくないのかもしれません。

株式会社ゆかし、
8年目。

さて、

法人ゆかしくん。

次は、
どこへ行きましょうか。

To Be Continued…

Written by

出町 光識

編集者/プロデューサー・ディストリビューター
1968年 東京文京区に生まれ。日本映画学校 第一期生として卒業。
一度は撮影スタジオで助監督として働くも挫折。その後、震災にあったことを機に、ふたたび映画の道へ戻ることを決意。40代半ばにして、日本映画大学に編入学を果たし、映画理論を学びほぐす。卒業後には映画Web媒体でライター兼、編集長を経た後、映画配給を始める。現在は株式会社ゆかし代表となり、『朧の華火』『恋の遠隔操作』では製作を担当。
趣味は休日のプロレス観戦、仙女の推し活をしている。