【開設のご挨拶】公式サイトCinemago|この場所から、もう一度。

2026年9月1日(火)友引。
このたび、株式会社ゆかしの公式ホームページを開設しました。

それに伴い、映画レーベル《Cinemago》のサイトも、
新たな場所へ移行してオープンします。

正直に言えば、まだ十分ではありません。

掲載できていない過去の作品も、
まだたくさんあります。

それでも、まずはこの場所をつくることから、
私たちは始めたいと思いました。

インディーズ映画を配給する仕事をしていると、
スクリーンに映っているものだけが、
映画ではないことを感じます。

一本の映画が生まれ、
映画館へたどり着くまでには、
本当にたくさんの人の時間と、思いがあります。

新人監督が七転八倒しながら、映画をつくる。

俳優が、その作品の中で役を生きる。

その現場を、スタッフが支える。

撮影が終わってからも、映画づくりは続きます。

編集を重ね、作品を完成させ、
宣伝や営業を経て、映画館での上映へ向かう。

そしてようやく、
観客の皆さんと映画が出会います。

とりわけインディーズ映画では、
その長い道のりの中で、
監督自身が最後まで大きな責任を背負い続けることも
少なくありません。

《Cinemago》は、
その途中にいる会社です。

言ってみれば、
映画のお産婆さんのようなものかもしれません。

私たちは、
映画そのものをつくるところから
関わることもあれば、

誰かが大切につくった映画を託され、
映画館へ届けるところから関わることもあります。

華やかな仕事ばかりではありません。

むしろ、一本の映画が公開されるまでには、
表からは見えない仕事の方が、
ずっと多いのかもしれません。

だから、このホームページでは、
作品情報だけを並べるのではなく、

監督の言葉や、
公開までに起きた出来事、
映画を届ける人たちのことも、
少しずつ残していきたいと思っています。

この Behind the Release も、
そのための場所です。

完成したものだけをきれいに並べるのではなく、

インディーズ映画が生まれ、
迷い、
誰かと出会い、
やがて観客へ届いていく。

その途中にあるものも、
記録していきたいと思います。

このサイト自体も、
まだ始まったばかりです。

足りないところは、これから少しずつ。

映画と同じように、
人と出会いながら、
この場所も育てていければと思っています。

これからも、
ジャンル映画のブランドレーベル《Cinemago》を、

インディーズ映画の発射台として。

どうぞよろしくお願いいたします。

第零映画対策室:出町 光識

Written by

出町 光識

1968年 東京文京区に生まれ。日本映画学校 第一期生として卒業。
一度は撮影スタジオで助監督として働くも挫折。その後、震災にあったことを機に、ふたたび映画の道へ戻ることを決意。40代半ばにして、日本映画大学に編入学を果たし、映画理論を学びほぐす。卒業後には映画Web媒体でライター兼、編集長を経た後、映画配給を始める。現在は株式会社ゆかし代表となり、『朧の華火』『恋の遠隔操作』では製作を担当。
趣味は休日のプロレス観戦、仙女の推し活をしている。