【REVIEW FILE】目撃者たちの証言|映画人たちが語る『キック・ミー 怒りのカンザス』

ゲイリー・ハギンズ監督が約10年をかけて完成させた『キック・ミー 怒りのカンザス』
真夜中のカンザスシティ。パンツ一枚で逃げ回る男。次々と現れる奇人、変人、ならず者たち。
この映画を観た映画人、映画ライター、劇場関係者から寄せられた推薦コメントをご紹介します。


田野辺尚人(出版編集者)

 『キック・ミー 怒りのカンザス』を10年越しで作ったゲイリー・ハギンズはカンザス映画の伝統を受け継いで、カンザスの夜の街並みの怪しさを魅力的に作り込む。夜を見事に描いた自主映画にハズレなしだ。そんな次第で『キック・ミー 怒りのカンザス』を猛烈推薦する。

高橋ターヤン(映画ライター)

真夜中のカンサスシティをパンイチで走り回る高校教師サンチアゴが、奇人・変人・変態・バカだらけの地獄めぐりの先に見るものとは?この映画で呆れても、魔境カンザスシティのことは嫌いにならないでください!

佐藤佐吉(映画監督・脚本家・俳優)

生徒思いのスクールカウンセラーに襲いかかる、悪夢のような不条理劇。パンツ一枚で一晩中逃げ回る主人公を、『悪魔のいけにえ』級なクレイジー人間たちが絶望の淵へと追いつめる。とにかく最後の一瞬まで目が離せない、今年一番の面白さとアホらしさ。しかし、カンザスシティがこんなにも恐ろしい街だったとは知らなかった。


坪井篤史(シネマスコーレ支配人)

『キック・ミー』はまさにそんな映画。おじさんの右往左往、おじさんが出会う奇天烈なキャラクター、何気ないカンザスの風景。ストーリーうんぬんより記憶に残す映画、それが『キック・ミー 怒りのカンザス』。観終わったあとの謎の高揚感。ぜひスクリーンで体験を!キック・ミー!!


小野寺生哉(カナザワ映画祭プログラマー)

無法地帯カンザス州カンザス。ジャンキーやサブマシンガンを持ったならず者がうろついている危険な街。そんな我が街を愛するゲイリー・ハギンズ監督が10年かけて(映画愛も半端ない)製作したご当地ムービーだ。アメリカでは危険な街ということが街自慢になるらしいが、さすがアメリカ。ワイルドウエストが現代でも生きているらしい。さらに主演のサンティアゴ・ヴァスケスは、本業が地元の麻薬捜査官ということで、日本ではありえないワイルドなご当地ムービーが登場!!(日本も見習いたい)必見!!

カンザスの夜へ。

怪しい。怖い。アホらしい。
そして、なぜか忘れられない。

5人の言葉の先にある『キック・ミー 怒りのカンザス』を、ぜひその目で確かめてください。

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